職種別 ・ 約7分

情報システム部門の役割|権限設計と社内展開

Coworkはファイル操作を伴うため、通常のAIツールより権限設計が重要です。情シスが決めるべきルールと、シャドー利用の防ぎ方を整理します。

まず結論

ファイル操作を伴うため、通常のAIツールより権限設計が重要です

情報システム部門が担うのはアクセス範囲の設計承認が必要な操作の定義扱ってよい情報の線引きシャドー利用の防止です。Coworkはファイルを直接操作するため、チャット型より設計の重みが増します。

チャット型との違い

論点チャット型Cowork
情報の流出経路人が貼り付けたものフォルダ内のファイル全部
取り消せない操作なしファイルの上書き・削除
必要な設計入力ルール+アクセス範囲・承認・バックアップ
「フォルダに置いてあるファイルは全部読まれる」前提で設計してください。 人が選んで貼り付けるチャット型とは、情報の流出経路が根本的に違います。

情シスが決めること

  1. 許可するフォルダの範囲 — 部門ごとに定義
  2. 承認が必要な操作 — 削除・送信・外部連携
  3. 扱ってよい情報 — 作業フォルダに置けるファイルの基準
  4. バックアップの規定 — いつ・どこに
  5. 利用ログの記録 — 何を残すか

シャドー利用の防止

禁止だけでは止まりません。順序が重要です。

  1. 公式に使える環境を用意する
  2. 使い方と安全な設定を教える
  3. そのうえで個人利用を制限する

1を飛ばして3から始めると、個人アカウントで隠れて使われます。その状態が最も危険です。

事業部門との分担

情シスがガバナンス、事業部門が活用です。情シスに活用推進まで丸投げすると業務の文脈が抜けます。

権限設計はフォルダ単位の考え方、ログ管理は何を記録すべきか、ガイドラインは7項目をご覧ください。


本ページの監修
齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)
AI活用の実務支援、補助金・助成金の申請支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。 Claude Cowork・Claude Codeを日々の業務で実際に使い、その知見をもとに本サイトの情報を監修しています。 (運営:株式会社ASI運営・実績
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よくある質問

この記事に関するよくある質問

情シスは何を決めるべきですか?

アクセスを許可するフォルダの範囲、承認が必要な操作、扱ってよい情報の種類です。

個人が勝手に使うのを防げますか?

公式に使える環境を用意したうえで制限してください。禁止だけでは止まりません。

ログは取れますか?

利用状況の把握は可能です。何を実行したかの記録を残す運用にしてください。

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